2013/02/07

祝!Bitcasa サービスイン!



ベータからずっと使い続けてきたBitcasaが正式にサービスインしたようです。
クライアントやポータルサイトもバージョンアップが色々走っているので、
改めてエントリーを書いてみることにします。
※Bitcasaさんの関係者ではないので間違ってることもあるかもしれませんがご容赦を




そもそもBitcasaとは

アメリカ生まれのオンラインストレージサービスで、
2011年のTechCrunch Disruptでファイナリストになった新しいサービスです。





https://www.bitcasa.com/about
(注:英語です)

どんなサービスなのか

元々のコンセプトとしては、
大容量のストレージデバイスを所有するのではなく、
全てクラウド上の安価で安全なデバイスを利用できるようにする。
ということを目指しています。


Welcome to the Bitcasa Infinite Drive from Bitcasa on Vimeo.


ローカルの外付けHDDなどは故障の危険もありますし、
都度買い替えるのもめんどくさいですよね。

後述しますが、このサービス上に載せたデータについては、
履歴管理が永久に出来るため、いつでも戻したい時点のデータを取り出すことが出来ます。

使われている技術

とはいうものの、どういう仕組みかわからないものは不安なので、
裏側がどうなっているのか。というところで、知る限りのことを記載しておくと、

- インフラにはAWS(Amazon Web Service)が利用されています
言わずと知れたアメリカ政府も利用しているAmazonのサービスですね。
恐らくデータ自体を格納しているのはS3と思われますので、
 指定された 1 年にわたり、99.999999999% の堅牢性と、
 99.99% の可用性を提供するよう設計されています
 (http://aws.amazon.com/jp/s3/)
と記載されていますから、インフラが崩壊することはなさそうです。

- 独自開発の重複排除機能
Bitcasaの技術のキモといえるのがこの重複排除機能です。
TechCrunchで勝ち進んだのもこの技術があったからです。
当然どのようなロジックなのかは公開されていません。

- データの暗号化
当然預けたデータが漏えいすることは避けてほしいのがユーザの心情です。
管理者といえどデータにはアクセス出来ません。
重複排除機能の説明で触れられていましたが、
データは細切れになっているらしいのでかき集めても元の形を成さないようです。

なお、対応しているクライアントですが

Windows
Macintosh
Linux
iOS
Android

と、大体の環境で使えます。

登録方法と料金プラン

- 登録方法について
公式Webサイトから誰でも登録できます。
なぜか氏名を入れさせられます。(課金があるから?)

各モバイル用のアプリケーションからも登録することが出来ます。

- 料金プラン
シンプルに Free と $10/月 の二つです

Freeだと10GBまでは自由に使えます。
履歴取得や容量無制限で使いたい場合は課金が必要です。
年払いだと若干ディスカウントが入って $99/年 となります。

なお、今なら$69/年と30%オフで利用できます。

まだ、詳細は明らかになっていませんが、
Incentiveなるものが存在しています。
友人などを招待すると無料の追加容量がもらえるのでしょうか?
検証してまた報告します。

※ここから登録していただくと検証が捗ります
http://l.bitcasa.com/4wZOMa3y

使い方

公式サイトにてID登録完了後、クライアントソフトをダウンロードしてインストールしてください。
当然ながら管理者権限が必要となります。

インストールが完了すると、ディスクドライブが新たにマウントされます。
容量は7.99EB(ギガ→テラ→ペタ→エクサ)
あふれることはなさそうです。

Bitcasaには2つの同期方法が用意されており、
Infiniteと呼ばれている(いた?)外付けドライブとしての利用形態と、
Mirrorと呼ばれているローカルコピーとしての利用形態があります。


Infiniteで外付けドライブと同じように使いたい場合には、
ファイルorフォルダをBitcasaドライブにドラッグアンドドロップしてください。
ローカルディスク内のデータがコピーされてBitcasaに転送されます。
ローカルのデータを消してもBitcasa上のデータは消えません。
同様にBitcasa上のデータを消してもローカルのデータは消えません。


MirrorでBitcasaに送りたい場合にはフォルダ単位になります。
ファイル単位ではできません。
Windowsの場合右クリックで"Mirror this folder to Bitcasa"を選択します。

Infiniteと違いローカルデータを削除するとBitcasa上のデータも消えます。
Bitcasa上のデータを消しても当然ローカルデータも消えます。


無料のプランでは明記されていませんが、
課金を行うと、日時指定で過去のデータにアクセスすることが出来ます。
(上部のVERSIONSをクリックしてください)





"Bitcasa上で消してしまったデータ”
も、時間をさかのぼってることによりダウンロードが可能となるので、
万が一消してしまっても安心ですね。


以前はこの他にBackupというのがあり、
データの差分バックアップを行ってくれていましたが無くなってしまいました。
復活してほしい機能の一つです。


なお、デフォルトでは外付けドライブを接続すると、
Bitcasaにデータを転送しませんか?
というメッセージが出てきます。
邪魔だと思う人は設定から外しちゃってください。





一番下のAutomatically detect ~ の部分のチェックを外せば可能です。

競合サービスとの比較

で、結局どれがいいのよ?
というわけで、大手DropBoxやPogoplugと比較してみました。


視点は色々あると思いますが、
単純に無料でたくさん使える。というだけでも、
お得感はあると思います。

注意点

いいところを探すのは困らないのですが、
どうせだったらそんなウマい話だけではない。というところでいくつか。

- 日本語化はされてない
当たり前ですがまだ日本語化されてませんので全部英語です。
サポートも当然英語です。
Google翻訳が助けてくれるので何とかなると思います。

- 共有Linkは作成できる。でも消せる画面が見つからない

説明を割愛しましたが、ファイルの共有が行えるので、
複数人でファイルを共有して利用することは可能です。
が、一度作成したリンクの削除が現在できません。
ファイルを直接削除。になるんでしょうか?

- 環境によってはクライアントが不安定になるらしい
Macintoshで不安定になる
Windowsでは問題ないがMacintoshのクライアントと同期するとおかしい
という話を耳にしています。
問題ない人もいるようですが…

- 当然ネットがつながらないとデータにアクセス出来ない
Infiniteはネットワークがつながっていることが前提なので、
ネットがないとどうにもなりません。
Mirrorはローカルにもデータがあるので利用可能です。

- データ転送にはプロバイダの影響を受けやすい?
裏側のサービスがAmazonなのですが、
現在のところUS regionにクライアントは接続されています。
ですので、海外までの経路が太い回線を持っているプロバイダを利用すると、
非常に短時間でのアップロード/ダウンロードができると思います。
(私は60GBを4時間くらいでで転送しました)

考察

10GB無料だし、DropBox代わりに使ってみるのはありだと思います。
スマホから自動でアップロード機能などもついていますし、
動画などもこれから対応するコーデックが増えるようなので、
再生できる範囲が増えていきます。
もうしばらく不安定な状況はあるかもしれませんが、
それから課金しても遅くはないと思います。


4 件のコメント:

  1. はじめまして。昨日Bitcasaの存在を知り、早速アカウントを取得した者ですが、
    Windows 64bit版(BitcasaUI:0.9.14.1692 (Oct 29 2012 10:58:35)
    BitcasaCore Oct 29 2012 10:57:00.1728)にはBackup機能が存在しますよ。

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  2. コメントありがとうございます。
    1692ということはlegacy clientをダウンロードされたのだと思います。
    ご指摘の通りそのバージョンまではBackupが存在していましたが、
    1.0になった際に無くなってしまいました。

    このエントリーでは動作保証がないことと、
    最新のクライアントで削除になっていたためあえて記載をしない。
    とさせていただきました。
    オフィシャルで復活してくれるといいのですが…

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  3. ファイル名は未だに文字化けします。

    ※周知のために他の記事にも書きました。

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  4. 匿名さん

    参考までにOSバージョンとクライアント環境を教えていただけますか?
    当方の環境ではファイル名が日本語であっても、
    Webであっても、PCであっても、スマートホンであっても特に化けていません。
    化ける文字は機種依存文字ではないでしょうか?

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